親は死んでいくときまで、命かけて子どもに教えてくれるんだよ。|11月26日
私の父は66歳で膵臓癌を患い亡くなりました。そのとき、一人さんに「親って命をくれて、死んでいく瞬間まで子どもに教えてくれるんだ。その教えを『癌になるのは家系なんですよ』で済ませたら、親が命をかけて教えてくれたことを何も学んでいないことになる。魂の向上も何もない。親のことを見てて『ああいう考え方やめよう』『偏食はやめよう』とか改めるべき何かを教えてくれるんだよ」と言われました。
確かにそうなのです。父は、病気の原因は「考え方と食べ物だよ」と教えてくれていたのです。命をかけて教えてくれたお父さん、ありがとう。
(安部千湖)
『仕事編一日一語 斎藤一人三六六のメッセージ』 347ページより